ゼンハイザーのボーカルマイク、e945です。
オーナー様よりイメージ画像とイラストロゴのデータを入稿して頂きましたので、後はサイズを合わせて打ち合わせをします。
adbeのIllustratorなどのソフトでベクトル形式のデータを作成して頂ければこちらでデータの作成費は必要ありませんので、若干の調整費と塗装費のみで対応可能です。
ロゴをプリントアウトし、実際にマイクに当ててみてサイズを確認します。特にマイクのような曲面は平面とは違うように見えますので、この作業は必須です。
ロゴのサイズが決まったらデカール専用シートにプリントアウトします。
大量に印刷しているのは出来上がりに多少なりムラがある為で、この中から一番良い物を選んで使うようにしています。
全ての準備が整ったらマイク本体にベースコートを塗布し、テープフリーな状態になったらデカールを貼り付けます。
デカール用紙は非常に薄いのですが、それでも塗装として使うと段差が生じる為、一旦下塗りのクリアーを塗装して乾燥硬化したら研ぎ出し、もう一度クリアーを塗って完成としています。
今回は艶ありでは無く「半艶」でのご依頼となりました。
クリアーを一度下塗りして平らに研磨したお陰で仕上がりは非常にフラットになっています。
尚、詳しい作業内容についてはこちらのページで紹介しておりますので宜しければご参照ください。
後日オーナー様からは、「想像より、また日記で拝見した画像よりももっと素晴らしい出来で、感激いたしております。大切に使わせていただきます。」とのお言葉も頂戴致しました。