オーディオテクニカaudio technica/AT2020コンデンサーマイクに、キャンディーカラーのマゼンタ~パープルの2色でグラデーション塗装を施しました。
またオーナー様の御希望で猫の手のロゴをゴールドで入れています。
お打ち合わせで作成したイメージイラストです。
ロゴ入れや塗り分け等のご指定がある場合は【標準コース】以上でのお受付で、作業前にはこのようなイラストを作成して完成時のイメージをし易くしております。
元々はこのように艶消し黒の状態でした。
お受付出来るのは分解された状態が基本ですが、私個人の趣味という事でオーナー様の代わりにこれを行う事も可能です(ただし対応が出来ない物もあります)。
メッシュ(網)の部分は元々の黒を残されたいとのご希望で、ただしこの部分は取り外しが出来ませんからマスキングで対応します。
被塗面は#800相当で研磨足付け処理をしてあります。
新品時の塗装は極薄いのでこの研磨時に素地の金属が露出してしまいますので、
部分的にプライマーを塗っておきます。
まずは下色=グラウンドカラーのシルバーメタリックを塗布します。STANDOX社で最も粗目のMIX598となります。
その後全体に透過性の赤紫=キャンディーマゼンタカラーを塗布します。
さらにご指定の範囲(マイク中央より下部)に、透過性の青=キャンディーブルー(HOK KK-13 BURPLE)を塗ります。マゼンタの上に青を重ねる事で紫色を表現しています。
そして全体にクリアーをコートし、一旦ここで熱を掛けて塗膜を硬化させます。
今回はロゴ入れも承っていますので、そちらのデカールを作成します。
マイク下部のパーツを#1300相当で研磨足付け処理後、ベースクリアーを塗ってデカールを指定の位置に貼り付けます。
再度クリアーをコートし、熱を掛けたら完成です。
マイク上部が赤紫(マゼンタ)、マイク下部が紫(パープル)といった色味となります。
各完成画像はサイズの縮小以外は未加工となります。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
その他の完成画像はこちらのページからご覧いただけます。